おめでとう3☆
2006年04月03日
娘が生まれてくるまでには
思った以上にきつかった。
思った以上にきつかった。
手術前日
手術に耐えられるか心電図をとる。
そして剃毛。これが、かなり恥ずかしい。
だってインリンのM字開脚か!っつーくらい、
広げて剃るんですものぉぉ。おいおいどこまで剃るんだよ、と
突っ込みたくなるくらい(笑)
それでもその相手の看護婦さんとは世間話してるんだから、
まぁ、無言の方がよっぽど恥ずかしいけど。
そして当日。
前の晩から絶食し、朝から点滴。
そして刻一刻と迫ってくる時間。
不安と緊張とそして何より待ちに待った赤ちゃんに会えるという期待。
そして、手術室へ運ばれる。
「はい、じゃあ全部着てるもの脱ぎましょうか~。」と看護婦さん。
「え?パンツ・・・も・・・ですか?」
「はーい、そうですよー。」とかなりの笑み。
でも、看護婦さんってほんとすごい。
剃毛の看護婦さんもそうだったけど、みんな私が不安にならないように
してくれてて、すごく助かった。
どこかの産婦人科とは大違い!!
そのうち、先生が入ってきてついに手術が始まった。
名前を確認し、横になって足を組んで背中を突き出すように丸くなるように説明する。
脊髄に下半身麻酔をする。最初はちくっと痛いけど、そのうちだんだん下半身が
変な感じになってくる。
そして氷を私の胸のところに置いて、「これは冷たいね、じゃあこれは冷たく感じる?」
と足の方に氷を移動する。
私は感覚的にまだ冷たいと感じるので、「う・・・ん、冷たいです。」という。
私は頭の中で”今冷たくないです、麻酔効いてます、といって、
ほんとは効いてなくてお腹を切られたら怖いな~”と思っていたから、
何回繰り返しても「まだ・・・冷たいです!!」って言い切ってたけど、
先生がしびれきらして、今度は氷ではなく針でやってみる。
それでも「まだです!」なんて言ってたもんだから、
先生は「麻酔をして時間が経つと、今度は危ないからもうはじめましょうね」
とちょっと呆れたかんじで言う。
それから5分くらいすると、何かを引っ張るような感覚があり、
掃除機の音みたいなすごい音が聞こえてきて、
そして待ちに待った赤ちゃんの泣き声が聞こえてきた。
え?!お腹もう切ってたんだ!!と思ってると、
手を握ってくれていた看護婦さんがずっと実況してたので、
「今、ちょっとキレイにしてから連れてくるからね」と言うと同時に
「女の子ですよ~、お母さんに似てるかなぁ。お父さんにも見せてきましょうね。」
と見せてくれた。
初めて見たとき自分でも私にそっくり!と思ったのだけど、
旦那も自分にそっくり、と思ったらしい。
私は近くにいた看護婦さんに「手も足もついてますか?」って聞いた。
自分の体も悪いし、その前にも不規則な生活してたから、
正直、五体満足に生まれてこなかったら・・・という不安があった。
看護婦さんは「だいじょうぶよ、もうゆっくり休んでね」と言ってくれて、
それから私の記憶はここで途切れている。
気がつくと、病室に運ばれていた。
心配してくれた、旦那とお母さんとお義母さんの顔を見ると
またわんわん泣いた。
麻酔がしばらく効いてるから、痛みは感じなかったのだけど、
私の戦いはまだまだ続いた。
数時間後、麻酔が切れお腹の痛みが激しくなってきた。
なんの痛み?かわからない、傷の痛みなのか、それとも子宮収縮の痛みなのか、
その晩は痛みにうなされ、痛み止めの筋肉注射を何本もお願いして、
眠れない夜となった。
朝になると、助産婦さんが赤ちゃんを連れてきてくれた。
まだ痛みがあって動けないので、母乳も与えられなかった。
それでも母子同室だったから、いつでも顔は見れた。
みんなが喜んでくれてるのがとても嬉しかった。
無事に生まれてきてくれたから、ほんとに良かった。
それから7年。
大きな病気もせず、小さな病気もせず、
ほんと熱を出したのも2~3回くらいで、
健康優良児に育ってる。
その間に、お母さんとしての自信をなくしたこともあった。
帝王切開で出産せざるを得ないことになったことを後悔もした。
お腹を痛めて生んでないから、子供に愛情が注げないって
いろんなところから私の耳に入ってくることもあった。
でも今は、出産の手段はどうでもいい、子育てが大事なんだって、
あなたがいることが私の幸せと言える、そのことが大切なんだと思う。
私もこの7年でかなり成長したと思う。
手術に耐えられるか心電図をとる。
そして剃毛。これが、かなり恥ずかしい。
だってインリンのM字開脚か!っつーくらい、
広げて剃るんですものぉぉ。おいおいどこまで剃るんだよ、と
突っ込みたくなるくらい(笑)
それでもその相手の看護婦さんとは世間話してるんだから、
まぁ、無言の方がよっぽど恥ずかしいけど。
そして当日。
前の晩から絶食し、朝から点滴。
そして刻一刻と迫ってくる時間。
不安と緊張とそして何より待ちに待った赤ちゃんに会えるという期待。
そして、手術室へ運ばれる。
「はい、じゃあ全部着てるもの脱ぎましょうか~。」と看護婦さん。
「え?パンツ・・・も・・・ですか?」
「はーい、そうですよー。」とかなりの笑み。
でも、看護婦さんってほんとすごい。
剃毛の看護婦さんもそうだったけど、みんな私が不安にならないように
してくれてて、すごく助かった。
どこかの産婦人科とは大違い!!
そのうち、先生が入ってきてついに手術が始まった。
名前を確認し、横になって足を組んで背中を突き出すように丸くなるように説明する。
脊髄に下半身麻酔をする。最初はちくっと痛いけど、そのうちだんだん下半身が
変な感じになってくる。
そして氷を私の胸のところに置いて、「これは冷たいね、じゃあこれは冷たく感じる?」
と足の方に氷を移動する。
私は感覚的にまだ冷たいと感じるので、「う・・・ん、冷たいです。」という。
私は頭の中で”今冷たくないです、麻酔効いてます、といって、
ほんとは効いてなくてお腹を切られたら怖いな~”と思っていたから、
何回繰り返しても「まだ・・・冷たいです!!」って言い切ってたけど、
先生がしびれきらして、今度は氷ではなく針でやってみる。
それでも「まだです!」なんて言ってたもんだから、
先生は「麻酔をして時間が経つと、今度は危ないからもうはじめましょうね」
とちょっと呆れたかんじで言う。
それから5分くらいすると、何かを引っ張るような感覚があり、
掃除機の音みたいなすごい音が聞こえてきて、
そして待ちに待った赤ちゃんの泣き声が聞こえてきた。
え?!お腹もう切ってたんだ!!と思ってると、
手を握ってくれていた看護婦さんがずっと実況してたので、
「今、ちょっとキレイにしてから連れてくるからね」と言うと同時に
「女の子ですよ~、お母さんに似てるかなぁ。お父さんにも見せてきましょうね。」
と見せてくれた。
初めて見たとき自分でも私にそっくり!と思ったのだけど、
旦那も自分にそっくり、と思ったらしい。
私は近くにいた看護婦さんに「手も足もついてますか?」って聞いた。
自分の体も悪いし、その前にも不規則な生活してたから、
正直、五体満足に生まれてこなかったら・・・という不安があった。
看護婦さんは「だいじょうぶよ、もうゆっくり休んでね」と言ってくれて、
それから私の記憶はここで途切れている。
気がつくと、病室に運ばれていた。
心配してくれた、旦那とお母さんとお義母さんの顔を見ると
またわんわん泣いた。
麻酔がしばらく効いてるから、痛みは感じなかったのだけど、
私の戦いはまだまだ続いた。
数時間後、麻酔が切れお腹の痛みが激しくなってきた。
なんの痛み?かわからない、傷の痛みなのか、それとも子宮収縮の痛みなのか、
その晩は痛みにうなされ、痛み止めの筋肉注射を何本もお願いして、
眠れない夜となった。
朝になると、助産婦さんが赤ちゃんを連れてきてくれた。
まだ痛みがあって動けないので、母乳も与えられなかった。
それでも母子同室だったから、いつでも顔は見れた。
みんなが喜んでくれてるのがとても嬉しかった。
無事に生まれてきてくれたから、ほんとに良かった。
それから7年。
大きな病気もせず、小さな病気もせず、
ほんと熱を出したのも2~3回くらいで、
健康優良児に育ってる。
その間に、お母さんとしての自信をなくしたこともあった。
帝王切開で出産せざるを得ないことになったことを後悔もした。
お腹を痛めて生んでないから、子供に愛情が注げないって
いろんなところから私の耳に入ってくることもあった。
でも今は、出産の手段はどうでもいい、子育てが大事なんだって、
あなたがいることが私の幸せと言える、そのことが大切なんだと思う。
私もこの7年でかなり成長したと思う。
Posted by リカ at 12:51│Comments(2)
│子育て
◆ この記事へのコメント
遅くなってしまったけど
S、誕生日おめでとう!!!
うーん、出産話は本当に感動的。
ひとつの命が生まれてくるまでのドラマって
本当に壮大で
聞いていて心が熱くなりました。
子供の誕生日は親にとっても特別なもの
そんなこと、子供だった時は思いもしなかったのだけれど・・・
いい話、アリガト!!
今朝、おめでとう!!!て声掛けられなかったのが・・・残念・・・orz
S、誕生日おめでとう!!!
うーん、出産話は本当に感動的。
ひとつの命が生まれてくるまでのドラマって
本当に壮大で
聞いていて心が熱くなりました。
子供の誕生日は親にとっても特別なもの
そんなこと、子供だった時は思いもしなかったのだけれど・・・
いい話、アリガト!!
今朝、おめでとう!!!て声掛けられなかったのが・・・残念・・・orz
Posted by よんな~ at 2006年04月04日 20:54
>よんな~さま。
アリガトウ☆!!
書ききれないこといっぱいだけど、
少しでも書き記しておきたい!と思ったのよね。
ところで、なんかあった???
元気みたい・・・だけどさ。
うまく言えないけど、頑張れ!!!
それと、この間は呼び出しといて
マイクも渡さず、ごめんね。
また行こうね!!!
あの時、話し足りなかったような気がするよ。
アリガトウ☆!!
書ききれないこといっぱいだけど、
少しでも書き記しておきたい!と思ったのよね。
ところで、なんかあった???
元気みたい・・・だけどさ。
うまく言えないけど、頑張れ!!!
それと、この間は呼び出しといて
マイクも渡さず、ごめんね。
また行こうね!!!
あの時、話し足りなかったような気がするよ。
Posted by リカ at 2006年04月04日 22:45